Event Report イメージ
2007.3.2 K4GP 軽4グランプリinマレーシア 2007 
2/10〜2/11(セパンF1サーキット) VO2
この24時間耐久レース、過去にもセパンで8時間耐久を開催した実績があり、8時間耐久が24時間耐久となったようです。
車輌は日本から40フィートのコンテナを船便で運び、現地にはカルネ(関税がかからないシステム)により輸送、レース終了後に、日本にコンテナを再度送り返すシステム。
やはり海外でレースとなると一番大変なのが輸送の問題ですが、このイベントは、エントリーフィーの中に輸送代金、現地で使用するガソリン代も含めてのパッケージになっているため、参加しやすい海外レースだと言えます。(ちなみにエントリーフィーは60万円)
なんたってセパンを24時間走れるイベントですからね!!!(エアーチケット、ホテル宿泊代金は別ですが!)激安と思います。
こんな感じでマシンがコンテナの中へ入っています。
上下で6台積込みます。(立駐のようですね)
レース中のガソリンはご覧のようにドラム缶です。駐車場が特設ガソリンスタンドです。
各チーム400Lガソリンが支給されます。給油方法はシュポシュポ?(ストーブの灯油入れるときに使う物)のデカイタイプを使用、当然セルフのスタンドで給油するように簡単には行きませんが、タイムロスを防ぐ為チーム毎にいろんなアイディアを出していました。
それを見るのも手作りレースならではの面白さでした。(給油には時間がかかっていました)
ドライバーとの通信手段も実に様々な工夫があり、ラップモニターに無線機、燃費を確実に計算する為にプログラムされたPC、手前のキーボードは夜間走行時用のサインボード(電工掲示)の文字を表示する為のものなど24時間レースをする上で必要とされる機材もたくさん持ち込まれていました。
スペアーエンジンにミッション、ドライブシャフトと耐久レースには多くのスペアーパーツが必要になります。
ピット中に設営されたレストランです。
マレーシアの現地スタッフが24時間中選手及びチームスタッフの食事を提供していました。
勿論飲物も同様にサービスを受ける事ができるのです。
また参加者全員1人あたりお米1kgを持参したそうです。お米だけでも数百キロ集まっていました。
観光バスではありませんよ!!サーキットとホテルを往復するシャトルバスです。
3ヵ所のホテルを1時間に1本巡回してスタッフの送迎を行っていました。当然こちらも24時間営業でした。(運転手さんお疲れさまでした)
次回は面白いマシンを紹介していきます。

By藤田ピョン

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